僕は、褒められるとすぐ調子にのります。
「俺は天才だ!」
「才能の塊だ!」
と、声には出さないまでも、心の中でかなり本気で思っています。
逆に、怒られると、かなり落ち込みます。
やがてそれは、理不尽な怒りになります。
「あいつは、なんにもわかってないぜ」
「もう世の中バカばっかりでいやになっちゃうよ」
と、これもかなり本気で考えます。
だから、僕は褒められても怒られても別に伸びません。別に。
この前、土曜日に通っている学校の終了式がありました。
そこで、一番の成績優秀者がみんなの前で挨拶していました。
成績優秀に加えてイケメンでした。
少しはにかんだ笑顔が、僕はすごく気にくわなかったです。
その単なる妬みでしかない怒りは、やがて
「まったく俺の作品の素晴らしさを評価できない教師陣
に問題があるぜ」
と、矛先を超スーパースター軍団の教師達に向けはじめました。
たぶん建築とかで言うと
安藤なんちゃらとか伊東なんちゃら達に
建築を学び始めて1年足らずの奴が
「見る目ないよ、お前。建築やめたら?」
と思っているのと同じことです。
歌でいうと、
平井けんに、大君あたりが、
「もうちょっと、こうしたほうがいいんじゃない?いや、でも君の才能がついていくかな」
のようなアドバイスをしているのにかなり近いものがあると思います。
結局、そのイケメン君はまた別のコースに通うようなので
「こんな弱そうな奴に負けるわけない」
と、完全に思い込んでしまっている僕は、
後を追うように、そのコースに申し込んでしまいました。
金額も金額なので、ちょっと後悔しました。
関係ありませんが、今日帰りの電車で座って本を読んでいたら
僕の前に立った女の人は
すごくおっぱいが大きかったです。
だから、本を読みながら
チラチラ上目遣いで見てしまいました。
むっつり、って良い言葉ですね。
大君、あの写真あれだね。